命を惜しんでられない体験

2月15日の水戸芸術館での公演。
汗だくの本番・・・。

共演させて頂きましたサックスの平野公崇さんは、フランスで即興演奏のディプロマも取ったすごい演奏家さんです。
ロバート・デ・ニーロに似ていらっしゃいます!ステキです。
その上、デ・ニーロの物真似もお上手でしたっ!感激。

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もちろん、音楽もエキサイティングで超興奮!
17世紀イタリアの作品、カステロのソナタ第2番は激情的で燃えました~!
なんだかソプラノ・サックスにもぴったり。
というか、平野さんがピシャっとハマッていらっしゃるからそう感じたのかも。
エマヌエル・バッハのフォリアもゴルトベルクも初めての楽しい体験をたくさんさせて頂きました~~。
初めてってだけでもワクワクなのに、その上おもしろいと、体の中のリンパ液がグルグルまわる感じしますねっ!
音楽の枠にとらわれず、感じること、そして触発しあって生まれる一期一会の楽しさを、平野さんに教えていただきました。
初体験いっぱいです!

私は前半だけの出番。
んで!後半は平野さんと山下洋輔さんのデュオ。
モニターを通してでしか聞けなかったけれど、あーーー。。
音楽の精霊たちが舞い踊っている・・・ってビリビリ感じました。
本当の音楽の喜びを、美しく愛が溢れる音楽を、そして鍵盤の可能性を広げてくださるきっかけを与えてくださったのは、以前、北とぴあで初めて聞かせていただいた山下洋輔さんのピアノでした。
それ以来、すっかり大ファン。
もう、、、モニターの前でデレデレになって聞いておりました。
今回もすごかったな~~~。。。すごいの一言なんだよな~。

そして。。アンコールです。
ワタクシはまさに初ジャズもどきです。
お二人には「寛容」の二文字を強引に押し付けてしまったかとお察しいたしますです。。。



ラ・フォリアのハーモニー進行を、3人であらゆる分野から責めまくりです。
それで、今でも夢ではないかと思うのですが、山下さんとも共演させていただきました。
本番中に突然よぎった言葉。

「明日死んでもいいと思えるこの瞬間、やれることやらずしてどーする。」

できない、できない・・・と思い悩んでいても、仕方ない。
だって、ジャズなんてやったことないもん。聞くのは好きだけどね。
ただ真似したって、知らないんであればとにかく真似も何もできない。
だったらやれることしかないのである。。。

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これが初体験の真骨頂。
鍵盤がガタガタいっていたような気がしたけれど、もう知らない。
たったの8小節だけのコードだけで、ぶつからせていただきました。
本当にお二人には感謝です。
ありがとうございました。

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終演後、わたしがほぼ放心状態でいたとき、山下さんとお話させて頂きました。
もう、一つ一つのお言葉が温かいのです。。。感涙です。
神様がお許しくださっているような感覚でした。
チェンバロの鍵盤が幾つか壊れちゃったんじゃないかって、ご心配もしてくださいました。
なので、、、

「いえ、明日死んでもいいと思えるほどの瞬間なのですから、鍵盤が壊れたって構いません。明日のことなんて考えたら何もできません。」

と答えた瞬間、またまた神様が満面の笑顔で仰ってくださいました。
「すばらしいね!それこをジャズメンのスピリットだよ!」


あーーーーりがたいですっ!!!号泣。
そうなのか。ジャズの方たちは、こんな思いして。。。
腹の底から純粋に、真剣に、音楽に向かっているんだ・・・。
と、このお言葉聞いた瞬間、初めて知りました。

ワタシ。まだまだです・・・。修行しなおしです。

これからまた新しい人生、はじめます。

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いつも水戸にくると、ワタシは新しい体験や人生の転換を迎えます。
水戸の矢澤さん、新しい可能性をくださってありがとうございます・・・。(涙)

プロフィール

Marie

Author:Marie
西山まりえ
チェンバリスト&
ヒストリカル・ハーピスト
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twitterは miffyusakoです

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