3月も終わりを迎えようとしているのにまだまだ寒いですね~

気候のせいか風邪を引いてしまわれた方もいらっしゃるようです。どうか皆さま体調に気をつけてくださいね

さてさて先週末はとっても珍しい2日間のコンサート

セルパンとサクバットに焦点をあてた演奏会に、私も伴奏で参加いたしました

まずは3月26日(金) セルパンとの共演


セルパンとはフランス語で「ヘビ(蛇)」という意味

文字通りホントにくねくねしていてまさに珍楽器

セルパン奏者はチューバ界でもとっても有名な橋本晋哉さんです


もう一つの曲がった管楽器

コルネットの濱田さんも加わってものすごーく珍しいアンサンブルになりました

なんとなくよーく響き渡る教会、あるいは宇宙!?のような不思議な感覚になるのです

私も勉強になったことですが、以前はグレゴリオ聖歌と共にセルパン2台いっしょに演奏していたんだそうです

とても大事な楽器だったんですね~


うむ

こういう素晴らしい音色体験は博物館で飾っているだけではわからないものです

体に伝わってくる振動なんてもうホントにすごい

ぜひぜひ皆さま機会ありましたらこれからもこのような珍しい楽器体験されてみてくださいね

翌3月27日(土)はトロンボーンのご先祖サクバット

と仲間たち
サクバット奏者は新日フィルのトロンボーン奏者

宮下宣子さんです


すっごく難しい古楽器の管楽器奏法は、それはそれは大変な苦労がいるそうです

でも果敢に向かっていかれるのは、その世界がすばらしく音楽的で楽しいのだそうで~す

そんな思いを熱く語られる宮下さん

エネルギッシュな演奏は小柄なお体からはとても想像できないほどのパワーに満ち溢れたものでした


わ~

古楽の管楽器による豪華アンサンブル

とっても楽しい体験の2夜でした~

さて今週末は名古屋入りでっす

4月3日(土)はアントネッロの天正遣欧使節の音楽

そして4日(日)は私のヒストリカル・ハープによるレクチャー・コンサートでっす

弾き語りもいっぱいあるょ

ぜひぜひご来場くださいませ

*********
2010年4月3日(土) 午後3時開演(開場2:15)
名古屋開府400年記念特別シリーズ 徳川美術館協賛
「尾張徳川家の歴史でたどるクラシック音楽」(全7回)
第1回目にアントネッロが出演!
《信長・秀吉も聴いた!日本に初めて響いた西洋音楽》
演奏: アントネッロ
濱田芳通(音楽監督・コルネタ/フラウタ/シャラメラ)
石川かおり(ビオラ・ダルコ)
西山まりえ (アルパ/クラボ/カスタネータス他)
春日保人(歌/フィファラ/篠笛/一節切)
花井尚美、藤沢エリカ、岡庭矢宵(歌)
矢野薫(クラボほか)
わだみつひろ(タンボール/太鼓)
CBCアナウンサー 小堀勝啓(ナレーション)
プログラム:ルネサンス音楽(天正遣欧使節の音楽より)
会場:名古屋・宗次ホール
チケット料金:3000円 友の会2700円(全指定席)
<チケットお求め・お問合わせ>
●宗次ホールチケットセンター Tel. 052-265-1718
営業時間 10:00 ? 18:00 年中無休
●徳川美術館ミュージアムショップ(店頭販売のみ取り扱い)
●チケットぴあ Tel. 0570-02-9999
主催:宗次ホール
http://www.munetsuguhall.com/
*********
2010年4月4日(日) 午後2時開演(開場1:30)
春の光の中に古雅で新鮮な響きがよみがえる
《ヒストリカル・ハープとの出会い》 L’incontro con l’arpa Historica
演奏: 西山まりえ (バロック・ハープ&中世ゴシック・ハープ)
プログラム:
アリア《泉に、野に》 ジウーリオ・カッチー二
《第3旋法のトッカータ》 ジローラモ・フレスコバルディ
アリア《そう信じてしまうおバカさん》 タルクイーニオ・メールラ
《コンスタンティア》 作者不詳:ファエンツァ写本より
エスタンピー《トリスタンの哀歌》 作者不詳:ロンドン写本より
《私が帰路に着くとき》 ギョーム・ド・マショー
《恥じらい、恐れ、心配を》 ギョーム・ド・マショー など
会場:愛知県芸術センター内 中リハーサル室(B2F)
チケット料金:1500円 (全自由席)
<チケットお申し込み・お問合わせ> 近藤 薫 Tel/Fax. 0587-21-9544
主催:日本ハープ協会 中部支部
スポンサーサイト